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ストレスが原因で難聴になる?

ストレスや疲労の蓄積が原因で難聴になる人が増えています。
その対表的なものは「突発性難聴」と言って、国から難病指定を受けている疾患です。明確な原因もなく、ある日突然、ある瞬間から片側の耳(まれに両耳)が聞こえなくなるというものです。

研究が進められているものの、突発性難聴になりやすい人が、どのような生活習慣の傾向があるかなどは、はっきりとした知見は得られていません。ただ、発症した人の多くは、直前に強い疲労感を感じていたり、何らかの既往疾患を持っている人が多いといった側面があるようです。
症状としては、耳が聴こえなくなる以外に、耳鳴りや耳がつまったような感覚、めまい、吐き気、嘔吐などがあります。発症した人の約半数がめまいも訴えると言われています。

現時点で有力とされているのは、「ウィルス感染説」と「内耳循環障害説」の2つで、治療もこれらに基づいた薬剤投与が行われることが多いです。

突発性難聴の他に、「低音難聴」という疾患もあります。耳の中でゴーッという音が鳴り続けたり、男性の低い音が聞き取りにくくなるといった症状が現れます。
耳の中の蝸牛(かぎゅう)という器官の周りにあるリンパ管が膨らんでしまうことが、低い音をとらえられなくなる原因となるのですが、なぜそのような異常が起きるのかは分かっていません。

20〜30代の女性に多く見られ、ストレスやホルモンバランスの乱れが要因ではないかとも言われています。低音難聴は自然治癒することも多いようですが、逆に再発することもしばしばあるようです。悪化するとメニエール病に移行する場合もあるため、放置せず耳鼻咽喉科で診察を受けましょう。

ストレスと密接な関わりがありそうな突発性難聴や低音難聴を治すには、しっかり休息をとり安静に過ごすことが大切なようです。